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17. そして、こんなバイオマスタウンが出来ました

「いえ、ですからこれで終わりというわけではないんです。」

野比さんは言います。

「今まで作ってきたもののなかには、まだまだ経済的に自立できていないものや、さらに技術開発の必要なものがあります。沿岸の藻場の保全で漁獲高も、また増えてきましたし、魚も海藻もバイオマス資源と考える研究開発も始まっています。様々な機能性物質の探索や、栄養塩ミネラル類の利用の方法なんかも、もうじき発表できそうです。次は「海のバイオマス」をめぐる町の目玉にするべく取り組んでいきたいと考えています。そうすれば、森から海までをつなぐ『めぐる型バイオマスタウン』の全体が有機的に連携したといえるんです。まぁ、ボクが生きてるうちに完成するかどうかわかりませんけどね・・・。」

「バイオマスにかかわらず、地域活性化の本質的なテーマは「自己実現」にあるのではないかと思っています。だからこそ、活躍の場を求めて内外から人が集まってくるんです。めぐる町のバイオマスタウンは間違いなくそんな場になると思っています。ここのところ観光客も増えてきましたが、いらっしゃった方々がめぐる町を『うらやましい』と思っていただければ、まずは成功かなと。そして、そのまま定住して活躍してもらってもいいでしょうし、芽来町で学んで頂いた事を、ご自分の町に持ち帰って「自己実現」の場をつくろうと考えていただけたら、きっと、全国に私のような「ばかもの」がふえるとおもうんですよ。そうなれば都会に出た若者だってUターンしたいと思うでしょうし、町も昔の様に賑わうでしょう。ひとづくりからまちづくり、まちづくりからから国づくりですよ。ははは。」

野比さんの将来の夢は壮大だ。

めぐる町の挑戦はまだまだ続きます