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留萌市バイオマスタウン現地レビュー

留萌市は、北海道西北部に位置し、札幌からJRで約2時間、旭川から約1時間30分の距離にある、人口27,325人の留萌支庁管内の中心都市である。日本海に面しており、風速は年平均4.9m/sと強く、特に冬期間の波浪は5mを越える世界有数の波濤地域である。年間降雪量は484cmで、山間部では積雪が最大250cmを越える豪雪地帯でもある。

留萌市の基幹産業は、水産加工業であり、カズノコ製造は全国一のシェアを誇る。また、建設業、卸売業、小売業などが収入における大きな比率を占めている。

強風と豪雪という厳しい自然環境にあって、生物資源でもあるバイオマスの活用は一見難しいように思える留萌市であるが、先進的なバイオマス利活用を行っている注目の自治体である。市内で発生する下水汚泥や水産加工残渣などを、地元民間企業が開発した先進的なバイオマス処理施設MMCS(多目的材料変換システム)で処理し、堆肥・液肥を製造している。同施設においては、東京工業大学や東京農工大学と連携して、固形バイオマス燃料やガス化発電の研究も行われている。また、同市の廃棄物処理施設、美サイクル館においても、バイオマスエネルギーの活用について研究中である。

今回は、バイオマス利活用にとって不利な環境にありながら、地元民間企業との協働によるバイオマス利活用事例として、留萌市バイオマスタウンの現状を報告したい。なお、本稿を作成するに当たっては、留萌市を訪問し、仙北高士美サイクル館館長と(株)西村組高瀬技術顧問にお話を伺った。


留萌市の地理(留萌市HPより抜粋)

目次

  1. 留萌市バイオマスタウン構想の経緯
  2. 留萌市バイオマスタウン構想の特徴
  3. 留萌市バイオマスタウン構想の現状
  4. 留萌市バイオマスタウン構想の展望
  5. 参考資料